「アイスクリーミー」
基本甘味は不得手なのですが、先日久々に職場で食後にハーゲンダッツのラムレーズンを食べたら、めっちゃうまーーい!!!
アイスクリームはとても正しい食べ物。人類の最高の発明と言って過言でなし。
続きに、超短い炎馬小話です。
基本甘味は不得手なのですが、先日久々に職場で食後にハーゲンダッツのラムレーズンを食べたら、めっちゃうまーーい!!!
アイスクリームはとても正しい食べ物。人類の最高の発明と言って過言でなし。
続きに、超短い炎馬小話です。
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「なんかキャラ出るな」
コータローがしみじみと言う。
何のことだか。雲水はアイスバーのビニール袋を、こう糊代部分の出っ張ったところを摘まんで綺麗に開封した。ここから破ってねのギザギザに頼る前に、大抵この開け方を試みる。
「なにが?」
栗田がチョコ入りの特大アイス最中を、勿体なさそうにちょびちょび齧りながら尋ねる。
「アイスのチョイス」
韻を踏んだのはわざとでない。
雲水は思わず己が手元を見た。抹茶小豆バー。コータローの手中にあるのはハーゲンダッツのラムレーズンだ。
思わず吹き出す。
「本当だ」
「だろ」
「?」
栗田はよくわからない様子で、しかしにこやかな表情で、むしゃむしゃと最中を小さくしてゆく。
ついに全部食べ終えて、指先についた粉をぱくりとやってから両手をはたき、
「ああ、なくなっちゃった。おいしかった。」
雲水とコータローは無言で、各々のアイスバーにハーゲンカップを栗田へ向けて差し出した。
一口お食べ。
「いいの?ありがとう~!」
炎馬大学は今日もかわいらしかった。
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