「[PR]」

「●へそ！」
へそ！

通販を始めました。詳細は上の記事よりどうぞ。



双子の赤ちゃんって、へその緒はそれぞれついてるよね？？どうなってるんだろう？とふと思って検索してみたら、なるほどスッキリ。
先日、イベント後に阿雲サークル様方と色々お話させてもらって（超幸せでした！うるさくてすみませんでした・・・！）、金剛兄弟は、作者が血液型を深く考えずに決めちゃっただけで、作者の中では一卵性でしょうね　という話を聞いて、鬼そうッスよねええええええ　と思いました。
利き手が逆だもの！ミラーツインだもの！
一卵性の双子が、利き手とか寝相とかが左右逆になることがあるのを、ミラーツインというそうです。そうなんだ！


ところで、私の中には色々なタイプの阿雲があります。いろんなものを楽しみたいですよね！
・普通に仲のいいガッチリむさ苦しい男二人な双子阿雲
・ちょっと気持ち悪いくらいブラコン同志の変な双子阿雲
・お互いに恋心を持ってるけど気付いてない雲水と、阿含は気付いてるけど封印すべと思ってる阿雲
・阿含がものごごろつく前からずっと雲水が世界一綺麗で愛しくて壊れそうになってる阿雲
・壊れるほど愛しても三分の一も伝わらない阿雲
・隣の部屋で雲水が寝てる事に発狂しそうになって隔ててる壁に擦りつけて自慰をするかわいそうな阿含
・気がついたら雲水の寝室に忍び込んで覆いかぶさってキスする手前で我に返って、愕然とする阿含
・異様な気配に気がついて目を覚ます雲水
・雲水の瞼が動いて睫毛の間から瞳が見えた瞬間に神速で逃げる阿含
・一瞬苦しそうな顔をした阿含がいたような気がしたけど、まばたきしたら消えていたので夢かなあと思う雲水
・音も振動もなく自室に逃げ込みおおせたものの、一瞬だけ見えてしまった雲水の瞳の色が胸に突き刺さって抜けずに自慰再開する阿含
・そんな中学生日記
・気がついたら色んなものを楽しみたいですよね　とかそういうことではなくなっている
・夢中になれるものがいつか君をすげえ奴にするんだ

中学生阿雲は魔物だよ！という話でした！
なんでこんなことに。



続きに、雲水のおへそに萌えてできたＳＳを置いています。

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「たーいま」
寮に割り当てられた自室の、今時横に引く扉を開けると、半裸の兄が腹筋を鍛えていた。
「う、おかえっ、り、」
乱れた呼吸を噛みしめながら、返事を寄越してくれる。きちんと、両手首を後頭部で組んだスタイルの開脚腹筋だ。なんでトランクス一丁なのかよ。
阿含はそっと歩み寄って片膝を立て、下着の裾から覗きこんだ。
「だはは、見える」
「見んなよ！」
兄は吼えて、腰を軸に９０度回転した。時計回りだ。トランクスの裾が視界を薙いでゆき、阿含はちぇーと唇を尖らせる。
「何がっ、楽しっ、いんだかっ」
ノルマを逃がす気もなければ、弟を構いたくもあるのだろう、息切れしながらも兄の憎まれ口が止まらない。
「おーまえ、色しっろいよなー」
「うっる、っさい」
「しゃべんねーの、ホラ、おえー腹筋びくびくすっげー」
「すご、くっ、ない」
阿含は、自分が着ている血のように赤いＴシャツをまくりあげた。
「あ゛ー。まだお前のがちょっと、ばっきり割れてる感じ？でもオレのが太いよな。あんまかわんね？」
「くくっ」
兄は笑って目を閉じた。運動は止まない。
そんな、機嫌の悪くない兄を見ていた阿含の視線が、ふと一点で止まった。
すうと手を伸ばす。鳥をも飲み込む蛇のような動きであった。阿含の人差し指の爪先が、雲水の臍に、食い込んだ。

みゃあああああ。

耳にした事のない類の、兄の悲鳴が響き渡った。





「雲水さん、何があったんですか！！？」
一休が額の黒子を光らせながら飛び込んできた。「あん？」と振り向いたのは阿含で、赤黒い地に歯磨き粉の飛沫が散ったような前衛的デザインのＴシャツが目に痛い。なぜか腹までめくれて割れた腹筋が見えている。
阿含は、仰向けに転がった雲水の両足首を片方ずつ持って、かぱーっと開脚させていた。両足で繰り出してくる乱れ蹴りを防ごうと思ったらこうなったのだが、一休は凍りついたかのように一瞬棒立ちとなる。
一拍置いて。
わああああああああん、と一休は泣きながら踏み切った。
「オレぁ死んでもいい！！あんたを守りたいよ雲水さああああ」
飛び掛かる一休。
阿含の左フックが神速で迎え撃つ。一休のテンプルはやばすぎる角度で撃ち抜かれた。
「いっきゅうー！？」
自分を案ずる雲水の声に、一休は微笑みながら意識を失った。
膝から崩れ落ちるのを、頭頂の髪の毛を掴んで持ち上げながら阿含、
「捨ててくる」
一言言い残し、扉を開けて出て行った。引き摺られる一休の足指が、扉の角などにぶつかりながら視界から消えてゆく。
雲水は茫然と、臍を撫でながら見送った。


*********終*********