「●純情中二病 《三日後》」
幼稚園児ルイちゃんを想い暮らす日々。生かされている・・・。
なんで阿含はさん付け、ルイはちゃん付けにしてしまうのかな。
ルイちゃんのあの、どう見てもお兄さんとは種類の違うグレ方はどうやってはぐくまれたのかな。でも兄弟仲良さそう。
某様宅のルイちゃんの食欲増進を祈りつつ。
続きにあるのは、下記事の、さんさしおんさんにいただいたお話の続き妄想です。
すみません萌えが分散するー。足もいいよねいいよね 雲水の体ならどこでもいい、それ間違いなかった。
幼稚園児ルイちゃんを想い暮らす日々。生かされている・・・。
なんで阿含はさん付け、ルイはちゃん付けにしてしまうのかな。
ルイちゃんのあの、どう見てもお兄さんとは種類の違うグレ方はどうやってはぐくまれたのかな。でも兄弟仲良さそう。
某様宅のルイちゃんの食欲増進を祈りつつ。
続きにあるのは、下記事の、さんさしおんさんにいただいたお話の続き妄想です。
すみません萌えが分散するー。足もいいよねいいよね 雲水の体ならどこでもいい、それ間違いなかった。
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きっかり三日ぶりに帰宅した。限界だった。
外泊一日目の夜から耳の奥で兄の声を反芻するのが止まらなくなり、二日目の朝から時計を見る度に兄の生活を脳が追い始め、半日前から目がどうしても兄の姿を探してしまう。
更に今回は気になる事がある。
その事象こそが、今回に限って特に帰宅の足が重くなる原因でもあるのだが。
ポケットから生身の鍵を出し、解錠する。インターホンも押さないしノックもしない、面倒なのだ。開けてすぐに兄の靴を確認した。ある。もう半年ともたずに寿命が来るであろう、幸せな運動靴である。
自室へ向かう階段に足を乗せようとして、ふと気配を感じた。兄がいる。その空気をなんとなく追って、リビングの手前にあるトイレの前に立つ。じゃー、と水を流す音がした。
立ち去るか立ち去るまいか逡巡したが、留まることにした阿含は、扉を開けて顔を出した兄と同様、互いの姿を見るなり絶句した。
「阿含」
雲水が、目を丸くして口を開く。
「おかえり」
「下は」
阿含の声は掠れていた。
「下?」
「ズボンは」
「ああ。帰りに、グラウンドでちょっとふざけてたら、裾が汚れたから」
裾だけ洗おうと思って洗面所に。という兄の言葉を遠い遠いところで阿含は聞いていた。
黒い学生服の裾から、白いしろい腿がすうと生えている。美しい曲線の先にはどこか健気な膝があって、そこからまた目も眩むような綺麗な線でもって清い脛と円いふくらはぎが続く。
じ、と視線を下に落したまま身動きしない弟に、雲水は声をかける。
「阿含」
これで、目が合った。
「ただいまは」
「・・・・・・・・・ただいま」
よろしい、と思った。胸の内がじわっとした雲水は思わず破願する。雲水は、自分のはなつものが弟に与える威力の恐ろしさを知らない。雲水の微笑みは、阿含にとって、神が与え給うた奇跡だ。
「ぐっ」
阿含は呻いた。一歩後ずさりかろうじて踏みとどまるが、心の中では心臓を突き飛ばされた衝撃で胴体に風穴が開いている。
きれいだ。兄はきれいだ。抱きしめようと思っただけで、この穢れた腕など爛れてしまう。
「・・・どうした?」
「や、べつに」
「?」
兄は微笑をひっこめて、「寝不足なんじゃないのか、具合が悪いなら熱を測ったほうが」とか言いながらリビングへ向かった。向かいながら、学生服の上着のボタンを外して脱いでいく。
「そんなんじゃねえよ」
「ならいいけど」
「テメーこそ」
「俺?」
雲水は、上着を持ったまま振り返った。弟の、口の両端が釣り上がる。
「アレだよ、ちーくーび」
う、と雲水は一瞬言葉に詰まった。
「な、なおった」
「そっか」
阿含は安心した。
これが気になっていたのである。
なんかもう、飛び出したはいいものの、「そういえば」と思い当ってずっとあの大事なところ(男なので大事どころが不要なんだが)がどうなっちゃってどうなっちゃっているのか色々もやもやしていたのである。
「治ったんなら」
「皮膚科に行って薬塗ってもらったらすぐ治った」
阿含の胸には再び風穴が空いた。続いて崖から突き落とされ岩棚で四肢をこっぱみじんに砕かれたうえ、冷たい海に叩き落とされて血の一滴までも凍りつく。
医者に?
見せた?
塗ってもらった????
「最近、ジョギングの距離を伸ばしたんだ。アスリートにはよくあるらしい、乳首が服と擦れて痛くなるんだって。よくわからないけど、俺も多分それで軽い炎症みたいになってたらしくて、血行が良くなるとかゆくなったりしてたんじゃないかっていうことで、炎症の薬とワリセンを・・・阿含?」
「どこの医者だ」
弟は、あまり内容が耳に入っていないようだった。
END
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近所の河原にジョギングコースがあって、せっかくだから一回走らにゃのーと思っていて、今日急に走りたくなったのでハーフパンツに着替えて行ってきたら、1キロちょいくらいで内股が・・・パンツの内側とこすれて、いたがゆくなりました。肌が弱くなったのかな・・・それにしても、つかれたので、当分行かない。笑
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